目次

  1. はじめに(この記事で分かる事)
  2. SquareとSTORES 決済の立ち位置
  3. SquareとSTORES 決済の徹底比較
    1. まとめ

     

    1.はじめに

    この記事は、SquareとStores決済導入を検討している事業者様(店舗、ECサイト運営者)を対象に、「結局どこが違うのか」「それぞれのサービスはどういう事業者に向いているか」等を分かりやすく解説する内容を目指しています。情報は2021年10月末時点の情報を元にしております。

    ※決済手数料、サービスのラインナップは半年で劇的に変わりますので必ず最新情報を各サービスのサイトでご確認下さい。

     

    2.SquareとSTORES決済の立ち位置

    ここではSquareとStores決済について簡単にご紹介します。

    それぞれの詳細については別途記事をご確認下さい。

    まず、いわゆる「決済端末」を提供するサービスのうち、従来のCAT端末が提供していたものではなく、コンパクトでローコストな決済端末と一律の最低水準の決済手数料を提供するサービスが台頭するようになりました。

    これらのサービス群を示す言葉はありませんが、米国初のSquare、リクルート社のエアペイ、楽天の楽天ペイ、STORES決済、タイムズペイ、おてがるPAY、Uペイなどがあります。

    どこからどこまでを同業とするかの境界線はあやふやですが、少なくとも今回比較するSquareとSTORES決済は主要4サービスに含まれ、サービスの提供範囲や強みが類似している二社です。

     

    1.Squareの特徴 

    サービ開始から「自社開発の端末のスペック・デザイン性」、「入金サイクルや審査スピード」には定評があり、無料のPOS、在庫管理、従業員管理、ECストア機能等の周辺サービスが充実しています。

    決済端末や周辺のアクセサリはレジ全体の一貫性と洗練度で他の追随を許さず、世界観に重きを置くビューティー、カフェ等の業種界隈で圧倒的な支持を得ています。

    POSもリテールに特化したリテールPOSもあり、常に事業者の運営に関わる周辺の機器や機能をアップデートしています。

    特に決済端末を含む周辺機器はSquareの強みです。

     

    2.STORES決済の特徴 

    ヘイ株式会社が運営する国内発のサービス。決済サービス以外にSTORES(ネットショップ開設)、STORES 予約(予約システム)、STORES レジ(POSレジ)等複数のサービスを展開してます。※有料サービスも含みます。

    STORES決済は、電子マネー決済が業界最安値水準の1.98%。

    この手数料は同業比で頭帆一つ抜けています。支払方法もVISA/MasterCardに限り、2回払い・リボ払いにも対応。

    入金サイクルはSquareと同様に早いです。

     

    この2サービスに共通するのは、サービスのアップデートの頻度が非常に高いです。

    この記事の冒頭でお伝えしましたが、いつ時点の情報かは必ずご確認ください。

     

    3.SquareとSTORES決済の徹底比較

     

    Square STORES決済
    決済の種類 9 8
    決済手数料 8 10
    決済端末 10 6

    ※2021年10月更新

    まず、10点満点で決済サービスの各比較ポイントを表すと、上記表の通りとなります。こちらを念頭に以下にそれぞれについて解説します。

    1.決済の種類と決済手数料

    a) 店頭(オフライン編)

     

    Square STORES決済
    クレジットカード決済
    Visa
    3.25%
    3.24%
    Mastercard
    American Express
    Diners Club
    3.74%
    Discover
    JCB 3.95%
    電子マネー
    <交通系>
    Suica / PASMO / Kitaca / TOICA / manaca / ICOCA / SUGOCA / nimoca / はやかけん
    3.25% 1.98%
    QUICPAY / ID 3.75%
    QRコード決済 WeChat Pay 3.25%
    請求書決済 3.25% 3.24%

     

     

    ・決済の対応状況の比較 

    両サービスとも共に主要サービスに対応済み。QUICPAY / IDはSquareのみ、WeChat PayはSTORES決済のみ。実際の利用頻度を鑑みるとSquareの方が評価が少し高い。

    ・決済手数料の比較

    電子マネーの決済手数料はSTORES決済が圧倒的に安い。クレジットカード決済では、ブランド毎でまちまちですが、Visa、Mastercard、American Expressはほぼ同じ。Diners Club、DiscoverはSquareが0.49%安く、JCBはSTORES決済が0.21%安い。

    手数料のみに着目すると、電子マネーの利用頻度が高い業種であればSTORES決済がおすすめですが、その場合QUICPAY / IDも導入したい所ですので慎重に検討をおすすめします。

     

    b) ネットショップ

     

    Square STORES決済
    クレジットカード決済
    Visa
    3.60%
    有料プラン 3.60%
    フリープラン 5.0%
    Mastercard
    American Express
    Diners Club
    Discover
    JCB 3.95%
    コンビニ決済
    キャリア決済
    銀行振込
    コンビニ決済
    そのほか
    Paypal
    Paidy
    American Express
    楽天ペイ
    代引き
    Amazon Pay 3.90%

     

    SquareとSTORESのネットショップ開設機能については、触れませんが簡単に上記をまとめると、以下の通りとなります。

    ライトに始めたい → 対応する決済種類は少ないが決済手数料が安いSquare

    こだわりたい → 対応する決済が多いSTORESの有料プラン

     

    2.決済済端末

    周辺のアクセサリも含めて、決済端末はSquareは「デザイン」「スペック」共に業界トップでSTORES決済以下が横一線です。Squareの決済端末に関しては別記事で解説しています。こちらをご覧下さい。

     

     

    4.まとめ

    おさえておきたい4つのポイントですが、

    ・SquareもSTORES決済も機能のアップデートがかなり多い

    ・STORES決済は電子マネーの決済手数料が安い

    ・決済の種類は大きく変わらない

    ・決済端末や周辺のアクセサリは圧倒的にSquare

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