目次
1.SBペイメントサービスの歴史
2.SBペイメントサービスにサービスの概要
3.SBペイメントサービスはどんな事業者におすすめ?
4.まとめ
1.SBペイメントサービスとは?
歴史
SBペイメントサービスは、2004年10月に当時のソフトバンク株式会社の100%子会社として「ソフトバンク・ペイメント・サービス」として、誕生しました。2019年1月に現在のSBペイメントサービスに商号/サービス名の変更を行っています。
SBペイメントサービスはオンライン向けと店舗向け(2015年~)の決済端末並ぶに決済代行サービスを提供しています。
ソフトバンク(グループ)を資本とし、インターネット黎明期からこれまで約20年間サービスを提供している同サービスは、2021年の実績で5兆円の取扱高を超える業界最大手と言っても過言ではありません。
2.SBペイメントサービスのサービスの概要
ここではSBペイメントサービスのサービスについて解説を致します。SBペイメントサービスには、対面(店頭)と非対面(オンライン)と同じ「決済代行」の役割を果たしているものの、サービスの特徴を解説する上で「比較するポイント」や「競合サービスの状況」が異なります。この記事では、非対面(オンライン)のみに言及して解説します。
・業界内の立ち位置
結論:業界最大手
決済代行サービスは数多ありますが、業界内の立ち位置としてはSBペイメントサービスを加えた以下の5社が国内において大手決済代行サービスになります。「大手」の定義は明確に有るものではないですが、共通して言えるのはサービス歴、バックボーン(資本含む)、導入実績、サービスのアップデート頻度等このような要素で他の決済代行サービスと一線を画しています。サービスのアップデートには、例えば目に見えないセキュリティの増強や分かりやすい対応する決済の追加等多岐に渡ります。特にこの数年のキャッシュレス化に伴う決済方法の(paypay等)誕生後は大手と大手以外での対応スピードは異なります。
<他の大手決済代行サービス>
・GMOペイメントサービス
・DGFT(旧ベリトランス)
・ペイジェント
・ソニーペイメントサービス
・決済の種類
結論:業界トップレベル
30種類以上のの決済に対応(業界トップレベル)。主要な決済サービスに加えて、Amazon pay も可能。特に主要な決済で抜けているものはない。デジタルコンテンツにて利用される決済は漏れなく対応。
※大手の決済代行サービス比
※ユーザー視点では対応する決済の多さはメリットでしかない
※そもそも決済代行会社は多くの決済を導入するのが趣旨
・決済手数料
結論:不明(要問い合わせ)
SBペイメントサービスを含む多くの大手オンラインの決済代行サービス(は、決済手数料やトランザクション料、初期費用、ランニング費用等の費用面が固定ではありません。
これらの費用は問い合わせして見積もりを行います。費用面に関しては、アイミツをかけてどのサービスが安いかを確かめる必要があります。
少し余談ではありますが、資料請求等のボタンが公式サイトにありますが、多くの場合資料では決済手数料等が実際いくらが適用されるかが不明な為、最初から問い合わせや見積もりがおすすめです。
・連携システム(ECカート、EC構築プラットフォーム)数
結論:業界トップクラス
ECカート、構築プラットフォーム含めてこの数年でサービスレベルが飛躍的に伸びた。
連携システムが事業者から見て直接的にどう影響するかを分かりやすく解説します。
事業者はECサイトを構築する過程でECカートや構築プラットフォームを選択します。そのカートや構築プラットフォームで直接決済機能が搭載されている訳ではなく、多くの場合は対応する決済代行サービスの中から選ぶ事となります。言い換えると、対応していない決済代行サービスは導入が出来ません。また、ECカートを見直す際にも選択肢が多くなります。
以上の事から、SBペイメントサービスが連携する他サービスが増える=ECカート等で今後乗り換えの選択肢が多いという図式が成り立ちます。
・セキュリティ面
結論:不明
セキュリティや不正検知に関しては、その仕様が公に公開されていない為、各サービスの良し悪しを評価するのは非常に難しいです。※仕様は公開されることはないです。
なんとなく、大手だから安心という見方も出来なくはないですが、それ以上にこれまで大きなインシデント(情報漏洩等)がないという事実はセキュリティが機能しているという証明と考えるのがシンプルで説得力が高いです。
なお、不正使用検知サービスに関しては無償プランで利用できるのは他サービス比での特徴です。
SBペイメントサービスの公式HPはこちら
・まとめ
決済の種類 | 業界トップクラス |
費用 | 不明(要見積もり) |
連携システム | 業界トップクラス |
セキュリティ | 不明 |
3.SBペイメントサービスのサービスはどんな事業者におすすめ?
1)積極的に導入を検討するべき
・大規模ECサイト / 大手サイト
大規模サイトの場合、決済種類の多さは多様なユーザーを取り込む上でもメリットがあります。
・デジタルコンテンツ
SBペイメントサービスが強い領域
2)検討するべき
・中規模ECサイト
3)選ぶべきではない
・決済の種類が必要ではない(クレジットカード決済等一部あればよい)
・とにかく費用を抑えたい
SBペイメントサービスの公式HPはこちら
4.まとめ
以上、大手決済代行サービスのSBペイメントサービスについて解説しました。SBペイメントサービスは業界トップクラスの決済代行サービスであり、決済の種類や連携システムを中心に常にアップデートをしているサービスです。気になる費用面は見積もりが必要ですので、新規で導入する方、乗り換えを検討している方、以下サービスからお見積りをするとよいでしょう。
SBペイメントサービスの公式HPはこちら
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