目次

  1. はじめに(この記事で分かる事)
  2. SquareとAirPAYの比較(基本編)
  3. SquareとAirPAYの徹底比較(詳細編)
    1. まとめ

     

    1.はじめに

    Q  この記事で分かることは?

    A  この記事は、SquareとAirPAY のどちらを導入すべきか迷っている事業者様(店舗、ECサイト運営者)を対象に、「結局どこが違うのか」「それぞれのサービスはどういう事業者に向いているか」等を分かりやすく解説する内容を目指しています。

    ※情報は2021年11月末時点の情報を元にしております,決済手数料、サービスのラインナップは半年で劇的に変わりますので必ず最新情報を各サービスのサイトでご確認下さい。

     

     

    2.SquareとAirPAYの比較(基本編)

    ここでは簡単にそれぞれのサービスを要点のみ紹介します。他の決済の比較記事をご覧になった方は読み飛ばしてください。

    1.Square

    ・米国発のSquare社が提供する決済サービス

    ・独自のハイスペックでオシャレな決済端末を提供(レジ周りのアクセサリも充実)

    ・入金サイクルが早い(最短翌日)

    ・ネットショップも在庫を連動して開設が可能。

    サービス(対応決済、決済端末)のアップデートが非常に早い ※重要

     

    2.AirPAY

    ・リクルート社が提供する決済サービス

    ・Air〇〇等のAirPAY以外に店舗運営に必要なサービスを連携して利用できる

    ・決済の種類は同業の中では多い(特にQRコード決済)

    ※Square、AirPAYのそれぞれのサービスの詳細はこちらへ (Square   AirPAY

     

     

    3.共通

    ・有料のプランを選ばない限り、原則かかる費用は決済端末+決済手数料

    ・決済手数料は最安値水準

    また、SquareとAirPAYの違いを主要な項目で纏めると以下の通りになります。

    記載の通りとなりますが、赤字で示した部分が2サービスの違いとなります。

     

    Square AirPAY
    決済端末 ハイスペック 普通
    決済の種類 / 決済手数料 やや多い/ 安い 多い / 安い
    入金サイクル 早い 普通
    モバイルPOS あり あり
    ネットショップ機能 あり なし

     

     

    3.SquareとAirPAYの徹底比較

    次にそれぞれの項目に沿って解説をしていきます。 ※2021年11月更新

     

    1.決済端末(Squareが圧勝)

    周辺のアクセサリも含めて、決済端末はSquareは「デザイン」「スペック」共に業界ダントツトップでSTORES決済以下が横一線です。

    Squareの決済端末に関しては別記事で解説しています。こちらをご覧下さい。

    1点補足しますと、両社ともしばし決済端末無料のキャンペーンを実施しています。

    Squareに関しては、レシートプリンター内臓のハイスペック端末(有料)も提供し、値段こそかかるものの、結局AirPAYを利用する場合でもレシートプリンターは用意が必要になります。

    一見、有料の端末で警戒される方もいますがここはお間違いないように。

     

     

    2.決済の種類と決済手数料 (ややAirPAY)

    Square AirPAY
    クレジットカード決済
    Visa
    3.25%
    3.24%
    Mastercard
    American Express
    Diners Club
    3.74%
    Discover
    JCB 3.95%
    電子マネー
    <交通系>
    Suica / PASMO / Kitaca / TOICA / manaca / ICOCA / SUGOCA / nimoca / はやかけん
    3.25% 2.95%
    楽天Edy / nanaco / WAON
    QUICPAY / ID 3.75% 3.74%
    UnionPay 3.74%
    QRコード決済
    WeChat Pay,Alipay+ / UnionPay QRコード,d払い / PayPay / au Pay / J-Coin Pay 2.95%
    COIN+ 0.99%
    請求書決済 3.25%

     

    ・決済手の種類の比較

    両サービスとも共に主要サービスに対応済み。請求書決済はSquareのみ、QRコード決済はAirPAYのみ。

    現状のSquareの決済でも問題はないが、AirPAYの方が充実している。

     

    ・決済手数料の比較

    クレジットカード決済では、ブランド毎でまちまち。

    Visa、Mastercard、American Expressはほぼ同じ。Diners Club、DiscoverはSquareが0.49%安く、JCBはAirPAYが0.21%安い。

    電子マネーは概ねAirPAYが0.2%安い。

    少額決済が多い業種であれば、AirPAYがおすすめとは言えますが、QRコード決済に関しえては各社との直接契約の場合、決済手数料がさらに安くなる事が散見されるので、直接契約するという選択肢も残しておいてもいいかもしれません。

     

    3.入金サイクル(Squareが圧勝)

    入金サイクルは、Squareの代名詞とも言える。

    同業の中でも頭一つ抜けており、Square>STORES決済>>>AirPAY、楽天ペイの順番となる。

    SquareとSTORES決済の差はあまりないが、以降は大きな差がある。

    直近のご時世を踏まえると、入金サイクルを重視したサービス選びをする事業者は増えており、いざという時にも非常にアドバンテージがある。

     

    4.ネットショップ機能 モバイルPOS(ややAirPAY)

    ネットショップ機能は、Squareのみの為比べるまでもない。

    モバイルPOSは、機能はさほど変わらないが、ネットショップと在庫連動する場合はなおさらの事、Squareの方が都合が良い。

    また、モバイルPOSを利用する際のOSについて、SquareはAndroidに対応している数少ないサービス。

    特にイベント等の屋外での決済ではタブレット以外のスマホを利用するシーンが多い為、この点は隠れた違いである。

     

    4.まとめ

    繰り返しますが、上記は2021年11月末の情報です。

    各サービスにアップデートされた場合、評価はまた変わりますので、最新の情報を公式サイトで必ずチェックをして下さい。

    これらを踏まえたうえで、サービス選びのポイントをいくつか紹介します。

    ・絶対このサービスがいいですという事はありません。

    ・何を重視するか(また、事業者の業態)によって選ぶサービスが異なります。

    ・例えば、

    決済端末やレジ周りを重視するならば、Square。とにかく決済の種類を重視するならばAirPAYなど。。

    この記事を参考に、何を重視するかを一度整理すれば「どの決済サービス」を利用するべきかがより明確になります。

    カテゴリー: blog

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