目次

  1. はじめに(この記事で分かる事)
  2. 決済端末の違い(基本編)
  3. 決済端末の選び方(応用編)
    1. まとめ

     

    1.はじめに(この記事で分かる事)

    この記事では、決済端末(特にモバイル決済サービス)導入を検討している店舗、オーナー様等を対象に「決済端末」の違いや選び方を紹介する記事です。

     

    2.決済端末の違い(基本編)

    1)決済端末の種類

    決済端末を選ぶという事は、決済端末の機器そのものを選ぶのではなく多くの場合はそこに付随するサービス/料金体系も同時に選ぶこととなります。

    具体例を上げますと、

    ・決済端末が対応する決済を選ぶ事になる

    ・料金体系(プラン)を選ぶ事になる

    ・連携できるPOSを選ぶ事になる

    などなど、機器そのものを選ぶのではなく「機器」+「サービス」を選ぶと理解するといいかもしれません。

    また、「従来のCAT端末が提供していたサービス」と「Square、STORES決済、AirPAY等」のどちらを選ぶかでも選定基準も異なります。

    それらを簡単にまとめると以下の通りとなります。

     

    従来 モバイル決済サービス
    決済端末価格 高い 0円~低価格
    スペック 高い 普通~高い
    決済手数料 比較的高め。 一律で低い
    月額料金 かかる場合が多い なし
    pos 無料でモバイルposを提供する事がおおい
    入金サイクル 月2回~4回 早い
    導入 1ヶ月 一週間
    振込手数料 あり なしのサービスもあり

     

     

    一言で言うと、若干機器のスペックで劣るが「持ち運びが可能」で、低価格で利用が出来ます。

    次に、具体的なサービスを紹介しながらモバイル決済サービスについて深堀していきます。

     

    2)決済端末の違い(モバイル決済編)

     

    Square STORES決済 AirPAY 楽天PAY
    決済端末 自社(複数提供) OEM? OEM? OEM?
    決済の種類 クレカ+電子マネー クレカ+電子マネー
    +QRコード決済(一部)
    クレカ+電子マネー
    +QRコード決済
    クレカ+電子マネー
    +QRコード決済
    決済手数料 3.25%~ 3.24%~ 3.24%~ 3.24%~
    導入スピード 早い 普通 普通 普通
    入金サイクル 早い 早い 普通 普通
    振込手数料 0円 0円 一部有料 一部有料
    月額費用 0円 0円 0円 0円
    モバイルPOS あり(他サービス可) あり(他サービス可) あり なし
    対応os android , ios android(電子マネー不可) , ios ios ios

     

     

    上記に主だった特徴をまとめてみました。(2021年12月現在)この表の項目をそれぞれ読み解いていくと、どのサービスがどのように違うかは一目瞭然です。次に実際に検討する中で陥りがちな過ちを例を用いて紹介します。

     

    3.決済端末の違い(応用編)

    1)間違いその1 決済手数料を重視過ぎた

    これは一番多いかもしれません。各サービスのホームページを見ても決済手数料の安さを謳っている所はたしかに多いです。従来のCAT端末サービスなどで決済手数料が4%~のサービスは多いですが、それと比べると確かにそうですが、一方これらのモバイル決済サービスと比べると実はあまり違いがありません。

    そもそも各サービスの決済手数料はクレジットカード決済(VISA / MASTER)ですと3.24%や3.25%等で比較的揃っています。

    この0.01%の違いは

    売上が100万円で100円の違いにすぎません。1,000万円でも1,000円です。費用が安い方がいいですが、実に多くの事業者が選定の際に手数料を気にしていますが、実はこのモバイル決済サービスではあまり変わりません。

    であれば、振込手数料を気にすると良いでしょう。

     

    2)間違いその2 直接契約をすればよかった

    このケースは特にQRコード決済にある話です。QRコード決済サービスに対応しているモバイル決済サービスをわざわざ選んだがモバイル決済サービスと契約をするのではなく、直接契約した場合に決済手数料がはるかに安いケース(決済手数料が無料のキャンペーン等)が散見されました。最新情報をご確認いただき、検討下さい。

     

    3)間違いその3 決済の需要がなかった

    次に紹介するのは、せっかく導入したのに特定の決済が使われませんでしたという話です。既に開業されている方はぴんと来る話ですが、思った以上に利用される決済は偏ります。(利用される決済とそうでない決済が明確になること)

    利用できる決済は勿論多い方がベターです。これは間違いがないです。しかし、多くのモバイルサービスでは後に決済が対応されたなんてことは多々あります。選定基準の一つですが、優先度は重要です。

     

    4.まとめ

    踏まえて、ではどのサービスを選ぶべきか、何を重視すべきかについて言及していきます。

    結論ですが、決済端末のスペックやデザインです。

    この記事を読んでいる方には肩透かしな結論ですが、決済端末の基本は決済端末のスペックにあります。

    カテゴリー: blog

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