目次
- はじめに(この記事で分かる事)
- AirPAYと楽天ペイの比較(基本編)
- AirPAY
- 楽天ペイ
- 共通
- AirPAYと楽天ペイの比較(詳細編)
- 決済端末
- 決済の種類と決済手数料
- 入金サイクル
- ネットショップ機能 モバイルPOS機能
- まとめ
1.はじめに(この記事で分かる事)
Q この記事で分かることは?
A この記事は、AirPAYと楽天ペイのどちらを導入すべきか迷っている事業者様(店舗、ECサイト運営者)を対象に、「結局どこが違うのか」「それぞれのサービスはどういう事業者に向いているか」等を分かりやすく解説する内容を目指しています。
※情報は2022年1月時点の情報を元にしております,。決済手数料、サービスのラインナップは半年で劇的に変わりますので必ず最新情報を各サービスのサイトでご確認下さい。
2.AirPAYと楽天ペイの比較(基本編)
1.AirPAY
・リクルート社が提供する決済サービス
・決済手数料が安い
・Air〇〇等のAirPAY以外に店舗運営に必要なサービスを連携して利用できる
・決済の種類は同業の中では多い(特にQRコード決済)
2.楽天ペイ
・楽天が提供する決済サービス
・入金サイクルが早い(最短翌日)
・割引キャンペーンが豊富
・導入、ランニングコストが安い
3.共通
AirPAYと楽天ペイの違いを主要な項目で纏めると以下の通りになります。
記載の通りとなりますが、赤字で示した部分が2サービスの違いとなります。
AirPAY | 楽天ペイ | |
決済端末 | 普通 | 普通 |
決済の種類 / 決済手数料 | 多い/ 安い | 多い/ 安い |
入金サイクル | 普通 | 早い |
モバイルPOS | あり | なし |
ネットショップ機能 | なし | なし |
3.AirPAYと楽天ペイの比較(詳細編)
次にそれぞれの項目に沿って解説をしていきます。 ※2022年1月更新
1.決済端末(ほぼ同じ)
決済端末の見た目、性能など含めほぼ同じです。
どちらもiOS/Androidに対応しています。
2.決済の種類と決済手数料(ややAirPAY)
AirPAY | 楽天ペイ | ||
クレジットカード決済
|
Visa |
3.24%
|
3.24%
|
Mastercard | |||
American Express | |||
Diners Club |
3.74%
|
3.74%
|
|
Discover | |||
JCB | |||
電子マネー
|
<交通系> Suica / PASMO / Kitaca / TOICA / manaca / ICOCA / SUGOCA / nimoca / はやかけん |
2.95% | 3.24% |
楽天Edy / nanaco / WAON | ー | 3.24% | |
QUICPAY / ID | 3.74% | 3.74% | |
UnionPay | 3.74% | ー | |
QRコード決済
|
WeChat Pay | 2.95% | ー |
Alipay+ / UnionPay QRコード / d払い / PayPay / au Pay / J-Coin Pay / | 2.95% | ー | |
COIN+ | 0.99% | ー | |
R Pay / au PAY | ー | 3.24% |
・決済の種類の比較
両サービスともに主要な決済方法には対応済みです。
QRコード決済の対応数はAirPAYが、電子マネーの対応数は楽天ペイが多いという結果になりました。
・決済手数料の比較
クレジットカード決済の手数料は両サービス横並びです。電子マネー決済やQRコード決済の手数料はややAirPAYの方が安いですが、QRコード決済に関しては直接契約することでより手数料を抑えられる可能性もあるため、手数料を考慮するのであればその選択肢も視野に入れても良いかもしれません。
3.入金サイクル(楽天ペイが圧勝)
入金サイクルに関しては翌日入金に対応している楽天ペイが圧倒的に早いです。
ただし楽天銀行以外だと1回の入金につき330円の手数料が発生する点には注意が必要です。
AirPAYは三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の3行であれば月に6回の入金サイクル、それ以外の銀行の場合は月に3回の入金サイクルとなっています。
4.ネットショップ機能 モバイルPOS(AirPAYが圧勝)
ネットショップ機能はどちらのサービスにもありません。もしネットショップ機能を目当てにしているのであればSquareやSTORES決済などを選ぶと良いでしょう。
またモバイルPOS機能についてはAirPAYのみが提供しています。
5.初期費用(ほぼ同じ)
端末料金はそれぞれAirPAYが¥20,167、楽天ペイが¥19,800となっており、ほぼ横並びです。
時期によりますが、どちらも端末無料キャンペーンを行っていることが多いです。
そのため初期費用を安く抑えるためにはそれぞれのキャンペーンを確認しておくと良いでしょう。
4.まとめ
おさえておきたいポイントですが、
・決済端末はほぼ同じ。
・決済手数料はAirPAYの方が安い。
・入金サイクルの短さは翌日入金ができる楽天ペイ。AirPAYは月3〜6回。
・モバイルPOSはAirPAY一択。
また、これらの情報は2021年1月現在の情報です。キャンペーンや手数料などのシステムが変更されている可能性もございますので、ご検討の際には必ずホームページを確認するようお願い致します。
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